さて、ブログによく出て来るペーターくんですが、ちょっとややこしいけど2人います。
共に実験映像作家で、構造系の作品、自家現像やドイツの現像ラボのこともよく知っていて、
2人にはすごく助けられています。年も一緒だし、映像に限らず美術のことについても勿論長けていて、
インスタレーションや展示系作品も手掛けているので話がよく合う。
今回のペーターは、今現像所の発注を手伝ってもらっているペーター(Peter Beyer)です。







ペーターの新しいアトリエは、Deutch地区(ケルンの北東)のKUNSTWERKというところ。
ここは、音楽家やアーティストにスタジオを提供しているレジデンス施設。
敷地も建物もかなり大きくて、入居しているアーテスト数も多い。
ペーターはここでペインターのアーティスト仲間とスペースをシェアするそうだ。
ケルンは物件事情とても悪く、住むところ以上に制作場所を確保するのはとても難しいらしい。
KUNSTWERK自体も入居するのは、結構難しいみたい。
ペーターは映像作家らしく、色々と映像(フィルム)を映写しながらのお出迎え。
良い感じだ。そして沢山の映写機良いね〜。

ぼくの作品紹介のシートも見えるところに貼っていてくれてた。嬉しい。

彼はカラスが好きなので作品の中に度々モチーフとして登場する。映画のセットに使ったこんな羽も置いてある。よく出来てる。



21時スタートのパーティは、23時過ぎくらいからかなり人数が増え始める。
KHMの学生と映画祭の情報交換したり、Rundgangで実験映画の上映会をオーガナイズしていたLenaちゃんと、
火曜日からコペンハーゲンに行くことを話すと、コペンハーゲンのデザイナーの友達を紹介してもらうことに。これは嬉しい!
そして、ペーターからは、今上映プリントを発注しているラボのマスターの話を詳しく聞く。
ラボのマスター、リングさんは、御年70歳を超えて、今年でラボのお仕事は50年を迎えるそうだ。
ペーターにラボの写真を見せてもらって、ますますそのラボに行きたくなる。
彼のオリジナル設計のプリンター、現像システムは見た方が良いよとのこと。是非是非機会を見つけて行かなければ。
月曜日には、テストピースが届くはずということで、待ち遠しい。
帰り際、Lenaちゃんとペーターに赤ちゃんの様なドイツ語会話に付き合ってもらって、1時近くにおいとました。
とっても良いパーティでした。
KUNSTWERKは、コンサートや企画展などもある様なので、またチェックしてみよう。