KHMは、各分野のラボや講義室、シアター、ライブラリー施設が1つの通りに面して点在し、
Rundは、校舎全体に加えて、校舎の並びにある教会、ギャラリースペースの様なところも会場に仕立てて開催されていた。




教会の会場は、教会内をフルに活用しての展示。主にインスタレーションや大判の写真作品。
フォトラボは大判出力の設備が充実していて、カメラテクニックでもあらゆるカメラが貸し出されているので、
写真作品は、堂々と大判を展示しているものが多かった。
しかし、この会場は教会の建物としての存在感が強いので、インスタレーションはちょっと損していたかな?
パイプオルガンがかっこ良すぎる。

こちらは、教会向えのギャラリースペース。グラフィティのプロジェクト作品(Dploma)と1CHビデオインスタレーション(HD)と写真作品など。

この教会です。鐘がもの凄く大きな音(でも良い音)でなります。19痔です。


この日は、19時からExperimental Film のクラスのオープンラボの特別プログラムで16mm作品の上映。
会場は、studio A 今は使われていないポスプロのスタジオと撮影スタジオがある施設で、建物自体はケルンでも最古の建築の1つだそう。
KHMの中でも、かなり面白いところです。
学生の自家現像共同作品に加えて、Peterとぼくの作品も上映されました。
上映作品は図ったかの様にオプチカルサウンドとイメージの問題をテーマにしているもの。ザ・メディアアート!
オーガナイズしている学生によると偶然だったみたいだけど、なかなか良いプログラムでした。

上映が終わると、図書館とstudio Aの中庭で、サウンドアートの学生の緩やかライブ中。楽器があるけどプレーヤーがいない。



夜は、Peterのお誘い。
Ebertplatzというエリアのギャラリーが集まるところでクロージングパーティーがあるとのことで、遊びに行ってみる。
サークル状に吹き抜けになった地下鉄直結の地下広場にぐるりとギャラリーが隣接するかなり面白いところだった。




映像作品が多かった。展示のクオリティがいまいちだけれど、内容的には悪くなかったなぁ。
KHMの学生もチラホラと。時間の関係か人の入りはそこそこでした。

Ebertplatzをさらりと見た後は、ライン川の花火大会へ。
なかなかに凄い人の集まり。そして、皆背が高過ぎて全然前が見えません。

場所取りに失敗して、花火にジャストで街路樹丸かぶり!
かなりシュールな花火鑑賞になりました(笑) でも、これはこれで結構よかったな〜。
打ち上げ花火の仕掛けが日本と微妙に違っています。
細かく回転するのが面白かったなぁ、あと一発目の花火は打上った後風船が降って来ました。
帰りは、雨の中自転車で、寒いんです、未だに。ケルン夏が来ない…