2012年06月24日

郷土の歴史に触れる

日曜日、またまたクミさんディタにお世話になってケルン近郊の歴史村の様なところへ連れて行ってもらう。

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野幌の開拓の村のドイツ版みたいなところです。

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展示の仕方はちょっと大雑把だけれど、異文化圏の土着の文化、歴史はとても興味深い。
ぼくは、とりわけ養蜂の展示が面白かった。

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家、集落の再現性が高く、どんな生活が営まれていたのかも想像しやすい。家の構造もよく分かる。

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昔のスーパーマーケットも再現して実際に商売している。子供客には駄菓子大人気。

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昔のDIY、天板付き丸ノコが良かったなぁ〜。日本の様に細かく丁寧に作り込む文化ではないけれど、
しっかり実用的に合理的に造るということは深く根付いているみたい。

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こんな風に、海外の生活文化の歴史を体感的に見て回ると、美術や工芸の歴史も当てはめてリアルに実感出来るし、
コンテンポラリーアートと言われる物が、如何に再構築的な表現であったり、現代において媒介的な存在であることが良く解る気がする。
そう言う視点に立つと、やっぱり美術は面白いなぁって思うし、まだまだ出来ることも沢山ある。
アーティストにとっては(ぼくは映像作家だけど)、美術を全く見ない美術観光(リサーチ)も大切なんだなぁ。

良い物を見ました。

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2012年06月17日

inorganic skatepark

ほぼ、毎週末のようにフリーマルクトに通っています。
この日は、ライン川沿いを南に登った新しい建築の並ぶ地域へ。

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結構、質の良い品が揃うアンティークマーケットでした。写真は、ヘンテコですが(笑)
いつもの様に古絵ハガキを物色。良い収穫、着々増えていってます。

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アンティークマーケットから更に南へ行くと、恐ろしくクリーンなスケートパークが、、、
ケルンは、かなりスケボー少年、青年、中年率が高い。普通に移動手段で使っている感じ。
そして休みの日にはこうやって遊んでいるんだなぁ。

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ビーチバレー場もある。そしてキレイ。

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うーん、しかしこの無機質感はちょっと衝撃的。そしてかなり好き。

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2012年06月16日

夜のフリマ

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クミさん情報で、近所の倉庫街で開かれる夜のフリマへ。

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入場料が3€かかります。暗くなる少し前に行ったけれど、結構な行列です。

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メインの会場内もギューギューに混んでる。

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こんな、遊び場やライブ、くつろぎスペースでお茶やビールも飲めるので、入場料かかるのね。お祭りだね。
このラフさがケルン流なのかな?

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外には、定番ホッドドックに色々と飲食の出店も出ています。

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夜になるにつれ、若者がぞろぞろと増えてきます。これからが本番で深夜までってことなんだな。

今回は収穫ゼロ。
また7月、秋、冬にもあるみたいだから遊びに来てみようかな。



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2012年06月15日

Sushi Party

この日は、お世話になったHegge家、クミさん家に感謝の会ということで寿司パーティーでおもてなし。

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デュッセルドルフで仕入れた食材でいなり寿司。
自分でも久しぶりだし、結構ウケが良かった。

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手巻き寿司の材料がいっぱいで、クミさんにヘルプ。昔お寿司屋さんでバイトしていたと、鮮やかなゴークン(キュウリ)裁き!

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前日、近所の魚屋で仕入れた、ホタルイカを使ってイカ大根を作ったんだけど、これはかなり抵抗があったみたい…
ぼく等日本人には大好評(笑)

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パパもママも自分で手巻きシステムをよく理解して楽しんでくれた。
きんぴらごぼうも作ったけど、これは予想通りアルバイヒトに大ウケだった。

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ちょうどEvaの誕生日もあったので、ロッテルダムのオシャレセカンドハンドで見つけたワンピースをプレゼント。
すごく似合っていて良かった〜。

本当に楽しいひと時。
恩返しとまでは行かないけれど、お招きできで皆楽しんでくれて良かったぁ。

これからもよろしく〜

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2012年06月13日

プレゼン@KHM

マティアスのセミナーで、プレゼンをする機会を得ました。
今KHMには、フェローとして在籍してるのだけれど、この聞き慣れないフェローというのは教師でもなく学生でもない立場で、大学が一定期間アーティストや研究者を招聘するといったシステム。
ドイツの大学では珍しいことではなく、恐らく大学によっては、奨学金がついていたりスタジオや研究室が与えられたりというのもあると思う。大学が持つレジデンス制度みないなものでしょうか。
KHMは国際的に開かれた研究機関であることも重視しているので、大学のWEBサイトには海外からのアーティスト、研究者向けの研究助成情報等も掲載されています。

ぼくの場合は、奨学金やスタジオはついていないものの、在籍期間は大学の施設、設備は自由に仕様出来て、開講しているセミナーにも自由に参加出来る。条件としては、滞在中に何度か講義やワークショップを依頼される。今回はその為のプレゼンでした。

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1週間前から、大学の至る所に張り紙が、、、結構なプレッシャー、でも出来るだけ沢山の人に集まって欲しいのでありがたい。
マティアスのセミナーは大抵15人くらいの学生が参加していて、ゲストの講義の時には20人位。
当日は、2人のPeterに、いつもは見かけない様な顔も混ざっていて、25人くらい集まった。良かった。実はこの日は、ユーロカップのドイツ戦があって、ちゃんと人が集まってくれるのかと本当に心配していた。。

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まずは、マティアスからの紹介。みんな今までこの日本人毎週来てるけど何なんだろう?と思っていたはず、「あぁそうなのぉ」といった感じで理解してくれたようだ。

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紹介が終わった後は、軽く挨拶をして早速上映、講義は90分間、ディスカッションが白熱したりすると伸びることも度々あるが、沢山上映したいのでサクサクと上映を進めなければならない。
まずは、ぼくの過去作も含めた日本のファウンドフッテージを3本、16mmで上映。
解説して上映して、解説してのくり返しで、トラブルの無い様にとドキドキしながらだったが、フィルムの上映は至って快調だった。壁投影だがコンディションもまずます、音の響きがことのほか良い。

これまで受けたマティアスの授業では、ファウンドフッテージに関しては彼の作品も含めて、ナラティブに構築して行きながら、そこに隠喩や皮肉、政治的、社会的メッセージ、ジェンダー論的なことなどが込められた作品が多かった。ドキュメンタリーもよく見せているが、然り。
そこで、今回のプレゼンでは、ぼく自身の作品を理解してもらうことは勿論、制作プロセスやメディアの特性について構造的な視点からも映像を捉えることを目的に、テーマを『再構築』として上映作品をプログラムした。

この始めのフィルム3本は、学生達にはかなりのインパクトがあった様だ。思惑通り。
過去作blurにつては、ぼくの作風、テーマの根元に関わるところなのでスライドも見せながら細かく解説。質疑もいくつか出て来た。この作品に込めた皮肉やユーモアをもっと説明できたら、と、英語のボキャブラリーの貧弱さを悔やんだ…。
ただ、スライド作戦は上手くいったと自分でも思う。

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その後は、真紀の新作「TOYOKORO」(現在、本郷新記念札幌彫刻美術館「となりのひと」にて展示中)の解説、上映。

ビデオ、アニメーション作品4点の解説上映。
勿論、作品毎にスライド解説。特に田中廣太郎さんの「Kaizer」への技術的質問が多かった。実験映画のクラスだがこちらの学生作品は、ストップモーションや技巧的な手法を取り入れたものは少ない。細かく計画的に作成される日本式(?)の表現技法には興味を持ってくれた様だった。マティアスのアシスタントのダニエルもKHMOBの映像作家だが、彼の作品はかなり技巧派(ピクセル単位の分解、複製、合成など)のビデオアートなので、このセレクトにはかなりシンパシーを感じてくれていた。実は彼は前日の試写にも立ち会ってくっれて、全作品見終わった後に「明日は良いプレゼンになるよ!」と言ってくれたのだった。

最後は、再びフィルムで、ぼくの新作「Thiking Dot」を上映。この作品は、昨年中に段階的に上映はしていたものの、12月に作業を終えて、完成版のフィルム上映はこちらで初公開となった。
制作段階で自分自身にとっては、結構辛い実験だったので、上映後にマティアスや2人のペーターからの良いリアクションは素直に嬉しかった。

少し時間が押してしまったが、途中退出する人も無く、最後はマティアスからの賞賛とぼくも日本の実験映画にも興味を持ってもらえたら嬉しいとの挨拶で、プレゼンは無事終了。
上映自体が非常にスムーズに進められたのが本当に良かったと一安心。
終了後の立ち話では、マティアスからプログラム自体に対しても「beautiful〜!」と如何にも彼らしいお褒めの言葉をいただきました。よかったよかった(嬉)

今回の『再構築』というテーマについては、今更、映像もアートも世の中全て再構築なんだから特質すべき点でもないのかもしれないとも思っているけれど、社会に置ける映像、アートに置ける映像、映画としてどうこう等々をカテゴライズして映像の状況を問うことが、意味をなさない程にカオティックな現代だからこそ、これまでの技術と表現、新しい技術と表現、メディア間の融合等について、再構築的な視点で理解を深めることも表現者にとってな大切だなと考えています。
まぁ、すごく簡単に言ってしまうと、ミックスが好きで面白いということです。

今回も、また作品提供を言う形でご協力いただきました、作家の皆様には大変感謝しております。
ありがとうございました!

プレゼン用解説資料リンク

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夕食は、KHM近所のベトナム料理でくみさんと打上げ。

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帰宅後は、ケルン1の地ビールで、一杯。この日は格別だった〜

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2012年06月12日

PeterとPhilipp

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この日は、まず翌日のプレゼンに向けての試写。
きれいに整理された映写室からは、何の問題も無くバッチリと映写できた。
BOSCHの映写機は初めてで、オートローディングに少し手こずったけれど、安定感も良いし、操作もしやすかった。
デジタルの方も問題なし。
Daniel(KHMのOBでMatthiasの助手さん)に、DVDの順番やプレゼンの流れの説明と、リワインド用のリールを揃えてもらうようにお願いしてリハはOK!
この後、先週デュッセルドルフのKITで会ったメディアアーティストのMischaさんのセミナーへ参加。
オンリー独語の授業の為、言語では理解出来ず。でも各学生が、自分のプロジェクトについて、スライドでプレゼンする形式だったのでスライド鑑賞とデスカッション鑑賞。小さいルードビヒ美術館を建ててそこで企画展みたいなプロジェクトが面白そうだった。
このクラスは、実験映画のクラスの学生とはかなり雰囲気が違って、大人っぽくってなんだか皆スタイリッシュ。黒縁メガネ、スリムパンツ、カーディガン、綺麗なスニーカー、、、
因に実験映画のクラスは、国際色豊か、裾の摩れたパンツ、履き古したスニーカー、全体的にカーキかベージュかグレー、リュック、、、
分野毎のこういう住み分けみたいのってある意味グローバルスタンダード?

夜は、同業者のPeterとPhilippにお呼ばれして、Peterのアトリエへ遊びに行く。
Peterは、先週のWSのPeterとは違う、Peter Miller。彼とは2年前にオーバーハウゼンで出会って、筆談でフィルムの絵を描きながら意気投合した仲。作品の傾向が似ているし年齢も一緒。Philippは、昨年度KHMを卒業したばかりのビデオアート、パフォーマンスのアーティスト。先頃KHMの年間の最優秀賞を受賞していて、先月見に行った+new talentにも参加していた。彼の作品は、主に写真を手に取り自分自身のことについて語っているという実験ドキュメンタリー。真紀の作品ととても共通点がある。それぞれ、お互いに会うのを楽しみにしていた。作品で繋がる作家同士の出会いというのはとても嬉しい。

Peterのアトリエは、元電球の工場だったレンガ作りの大きな建物。偶然にもぼく等のフラットのすぐ近所、自転車で5分もかからない。
ケルンの中のEhrenfeldと言うこの地域は、閉鎖された工場や倉庫が沢山ある。今はそこがアトリエやデザイン関係のオフィスやショップ、ライブハウス、レストラン等になっていて、使い勝手の良いトルコ系の商店街とも合間って、多国籍で若者やアーティスト、クリエイティブ系の人が多い。もう大分慣れたけど、ぶらぶら歩くだけでも結構刺激的で面白い地域です。

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爽やかに出迎えてくれたPeterに連れられて中へ。おぉ〜、最上階にもかかわらずなかなかにアングラな様相、映像作家らしい〜、いいなぁ〜。

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部屋の中はこんな感じ、どことなくattaの右部屋にも似ている雰囲気、なんか馴染むなぁと、

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気兼ねなく、すぐにうちとける、そして2人とも超ナイスガイ!

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PeterとPhilippが2人で食事を用意してくれる。
ぼくらは、ワインと六花亭のクッキーと、スーパーで買ったスナックをお土産に。

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食事の準備の合間にPeterにレトロなローラースケートを勧められる。

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楽しいけど、ちょいと怖い、ケガはしたくないからねぇ、でもこのロケーションなら慣れたらすっごく楽しそう。

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食事はマッシュルームのリゾットとマッシュしたサツマイモのサラダ、デザートには甘いカボチャのオーブン焼き。美味しかった!

食事中もお互いにケルンに来た経緯や作品の話など、Peterはシカゴを出た後に自らチェルカッスキーにコンタクトをとってウィーンへ、その後KHMのフェローとなったそうだ。ぼくも直接マティアスにコンタクトをとってここに来ているので似た境遇だねぇとか、ベルリンにあるラボの話等を聞く、あとはぼくらのフラットと同じ通りに写真の現像屋さんがあるよなんて情報もナイス!。真紀も新作の話や日々の記録話でPhilippとも盛り上がる。

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食事の後は、お互いの作品を持ち寄ってプライベート上映会。真紀の過去作、Peterおススメの実験映画、日本から持ってきたぼく等のコレクション、Philippの新作などを見る。

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Philippの作品は、テクニカルな手法ではなく、とてもシンプルにカード状にした写真とそれを持つ手が映し出される自分史的な内容。
彼のメランコリックな語り口とマジシャンの様に器用な手捌きで写真を次から次に展開されて行く様子は、とても不思議な求心力がある。
例えがちょっと変だけど通信販売番組みたいな展開をしていくのです。リズム感も良い。世代的なこと(彼は20代半ば)を考えるとかなり硬派で渋い作品。映像メディアとの向き合い方を考えさせられる様な点も佐竹作品との共通するところかも。ライブパフォーマンスも見てみたいなぁ。
みっちり2時間程の充実した上映。時間も大分遅くなり翌日はプレゼンも控えているので、Peterとぼくのフィルムはまた次回ということになった。

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最後はお決まりの記念撮影。

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良い作家仲間ができた。


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2012年06月10日

自家現像WSその1

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金、土とKHMの16mm自家現像WSに参加。
WS講師のPeter Beyerは、KHMのOBでぼくと同世代の映像作家だ。WSは全4回となっていて、この2日間は、白黒ネガフィルムの撮影・現像、カラーポジフィルムの撮影・現像でした。
勿論、基本的なノウハウは知っているけれど、他の作家のWSにも興味があるし、実験映画作家とこういう機会を通じて知り合えるのは貴重な時間です。暗室はホログラフのラボと共用なのでかなりの実験系仕様になっている。雑多だけれど広々としていて、使い勝手は良さそう。
Peterからは、ドイツでのフィルムの入手先や、ケルンに近郊にあるというインディペンデントのラボの話を聞く。
ラボのことについては、また今度、作業が進んできたら相談してみよう。Peterとは随分と話があうし、彼の作品も興味深い。今は3年くらい長い作品い取り組んでいるそうだ。代表的な16mm作品やsuper8のインスタレーション等を見せてもらった。彼の作品はLight Coneにも登録されていました。


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WSは、白黒、カーラーぞれぞれ1日づつ、午前に撮影、午後に現像とカッティングテーブルでのマテリアルチェックという流れでした。
まきも一緒に参加させてもらう。コマ撮りを楽しんでした。


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ぼくにとっての収穫は、これ。フィルムの乾燥機。
洗濯機の様に回転して、ヒーターもついている。なるほど、これは良いです。これだと乾燥が早くて綺麗。作業効率も格段に上がる。
構造自体はそんなに複雑じゃないので、日本に帰ったら代用品使ってこのシステムは作れそう。

このWSで、暗室の使い方は大体把握できた。次回は6月の後半にカメラレスの自家現像。楽しみ。


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金曜日の夜は、WSで出会った、ゲストスチューデントのミッシェルのお誘いで彼女が映像で参加している、コンサートを見に行く。
協会の壁にかなりの大きさで映像が投影される中での、バロックミュージック。日本ではなかなか出来ない体験で面白かった。
ミッシェルは、オーストラリア在住の韓国人で、日本にも4年間留学経験があり、日本語もお上手。日本では芸大で木版の専攻だったそうだ。
同じコンサートに参加していた、KHMの現役の学生マツイさんも紹介してくれる。こういう出会いや繋がりもまた嬉しいものです。
マツイさんによると、KHMは日本人がとても少なく、あともう1人学生がいるそうだがそれだけ。先週、ぼくよりも半年早くフェローで来ていた佐藤さんともお会いしたので、今いるのは全部で4人ってことか。韓国人の学生やアーティストはかなりいるそうです。

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コンサートの後は、クミさんと初のケルンのバーで一杯。ここのケルシュがすっごく美味しかった。ドイツ入りしてからの1番。
しっかり2杯いただいて遅めの帰宅。


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土曜のランチは、WSに一緒に参加していたMariaの案内で、旧市街の中にあるレバノンのレストランへ。
ケルンは第二次大戦時の空襲によって、大聖堂も含めて古い街並は殆ど壊滅してしまったが、このカラフルで可愛らしい三角屋根の細長い建物が伝統的なケルンの街のスタイルなのだそうです。

初レバノン料理。WS途中のランチなので軽めにクレープのような生地のロールにする。
ぼくは、ラム肉のソーセージ入りをチョイス。他に、パセリ(イタリアンパセリに近い)、マッシュポテト、タマネギも一緒に入っている。
似ているけど、トルコ料理とも違う感じでとても美味しい。いいお店を教えてもらった。
Mariaはパーフォーマンスのアーティト、真紀とは同い年で随分と真紀のことを気に入ってくれたみたい。
WEBをみると作品もかなり面白くて興味深い。昨年のケルンのアーティスト向け奨学金の大賞を得ているようです。
PeterもMariaもKHMのOBで、卒業後もそれぞれ活動を続けながら大学とも繋がりを持っっていたり、地域的に色んな表現分野に対しての支援があったりと、地域とアーティストを繋ぐ文化的な地盤がしっかり根付いているんだなぁと思った。


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WSの終わりがけに、学生が2人やって来て、フィルムの仕上がりをチラッと見たり、Peterに質問したり、、、
お〜い、それなら始めから参加せんかい!と思ったけれど、Peterは自然に対応。こちらでは普通のことなのかな? ゆるい。
でも、そうきっちりし過ぎてないところも、また良いことなのかもしれない。場合によりけりか。

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2012年06月07日

the plates in may

5月の食事写真アップです。

http://flic.kr/s/aHsjzTgHbY

ほぼ毎日、料理が出来ていることがありがたい。
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Düsseldorfへ

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最初の5枚の写真、ここがドイツとは到底思えない様な、光景です。
火曜日にBonnとは反対、北側のケルンの隣街Düsseldorfへ行ってきました。こちらもケルンからは鉄道で30分程度、大きな国際空港もあります。ドイツで最も日本企業、日本人が多い都市として知られています。確か今年、成田からの直行便も再会の予定だったはず。でも、9月以降に延期になったんだったかな?
まぁ、とにかく日本人が多過ぎて日本語会話が至る所で交わされている不思議なところです。
写真は、上から、
日本のパン屋さんでのランチ、久しぶりの唐揚げとあんぱん。
日本食材スーパーにて、ますおさんにギブアンドテイク攻撃を仕掛けるかつお(笑)に出会う。
同スーパーにて、おっきなマグロの仕入れに遭遇。
まき、髪を切る。美容師さんも日本人。
です。
いやいや、海外でなければ味わえないこの違和感。面白い。


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さて、いつもの様に歩いて目的地へ向います。
途中、池のある公園には、決まって雁がいます。かなりいます。時期的に小連れの様です。
かなり大ぶりの落とし物をしつつ、人と同じ様に歩道を移動します。道路も渡ります。
その都度トラムも自動車も、いつも通〜りといった具合に止まります。へぇ〜そうなのかぁ〜


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今回の目的の1つはこちら、imai(inter media art institute)というビデオアート、メディアアートのプライベートコレクションを有する機関のビデオアートの企画展です。imaiは、2年前にオーバーハウゼンに来た時にも訪れました。Jan(あきさんの旦那様、映像作家)さんの作品も出品されています。

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会場はこちら、Kunst im Tunnel(KIT)というライン川沿いの遊歩道地下にあるユニークなアートイベントスペースです。地上部分はカフェになっています。

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多分、ここが搬入出口かな?

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デュッセルドルフのこのライン川沿いはとてもきれいに整備されていて、開放的で気持ちの良いところです。

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道端図書館? 結構皆使っている。野外で読書している人も多い。

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カフェを通り過ぎて、地下へ向う階段へ。

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なるほど、こういう構造。受け付けの方曰く、展示スペースは100mあるとのこと。幅は8mくらいかなぁ、天昇はそこそこで4、5mってとこ。

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とりあえず、トイレに行こうと扉をあけると…おぉ、何かカッコいい。

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imaiのコレクションの中から、70年代ビデオアートのパイオニアから現代までの、シングルチャンネルビデオアート作品とインスタレーション作品をセレクトし、テクノロジーアートにおける指標を俯瞰的に考察するといった内容の様です。
参加アーティストはライン川沿岸地域に所縁のある作家でまとめられているとも説明がある。

最初は、懐かしの初期ビデオアートをモニタ群で展示。ブラウン管もまた古典になりつつあるかもしれないが、この存在感は今逆に面白いかもしれない。発生当時よりもビデオ彫刻という言葉とともに更に浮き彫りになる。フィードバックとしてこの導入はコンサバだけど良かった思う。初期作品がDVDになっていることが少し気になった。
それと対面して、プロジェクションされていた作品がなかなか良かった。Kim Sunjhaさん、KHMの学生だそうだ。
質感を追う様な触覚的映像作品。時間の使い方も上手い。

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単に壁に大画面投影ということではなく、見せ方(展示)に随分と工夫が凝らされていた。会場に合わせてということもあるのだろう。
内容的には技巧的というよりも哲学的というのか、かなり硬派でコンセプチャルなものが多い。ナラティブに展開するものは殆ど無かった。
シングルチャンネル、インタラクティブではないビデオアートの構造的な面でのメディアとしての特性=「型」は、ほぼ確立されているので、これからはその「型」の中で如何にものを言うのか若しくは、如何に「型」を壊すのかといったことになるのかも知れない。ぼくには、ちょっと俳句や短歌みなものの様に思えた。そう考えると作るのも見るのもこの先も面白い表現分野と言えそう。

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図録もなかなか充実。

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この日は、ちょうどKHMの学生さんも授業の一環で見学に来ていて、参加アーテースとの1人が解説をしていまいた。
Martinaさんも同行していてバッタリ。そして授業で引率していたメディアアートの教授、Mischa Kuballさんを紹介してくれる。Martinaさんは、いつもホントに優しい。そしてMischaさんには、コンタクトを取りたいと思っていたのでナイスタイミングでした。
来週火曜のセミナーに参加させてもらう、そして翌日のプレゼンの宣伝もさせてもうらおう!


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こちらは、K20 今回は外観のみ、また面白そうな企画の時に来よう。


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もう1つ見たかったのが、ポーランドの若手アーティス2人Wojciech Bąkowski、Piotr Bosackiを紹介する企画展。
WEBでの告知内容を見てとても興味深かったのと、70年代後半生まれの同世代ということもあって気になっていた。
Schmela Hausという小さな会場の小さな企画展だったが、非常に良い内容だった。作品自体は、今風ミニマルといった感じで、同世代としてのシンパシーも感じる。アプローチはクリアだけれども、作品を体験してしっかり考えさせるもって行き方良かった。
企画タイトルDA SIĘ WYTRZYMAĆ / IT’S BEARABLEの文字通り、鑑賞にちょっと忍耐力を強いられるも、それが悪くないポジティブな我慢。
言葉にできない微妙〜な感覚に陥った。去年のIFFでポーランドの実験映画特集を見た時に結構好きな作品が多かったのを思い出して、それと似た感じもした。ポーランド気になる。


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しっかりと日本食材スーパーで買い出しもして、夕食はもの凄く久しぶりのコリアンで。
本場スタイルの前菜(サービス)が良い良い。チヂミ、石焼ビビンパ、ビビン麺、満足です。


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2012年06月04日

Bonnへ

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オランダから帰独後の週末は、ケルンの近隣都市Bonnへ行って来た。
ケルンからは、ローカル線で30分、通勤通学も簡単な距離感。でも街並はケルンとは随分と違っていて小綺麗で裕福な感じ。
以前、Evaや弟くん達と話していた時に、それぞれの都市の特徴を教えてくれていたけど、隣通しでもこんなに違うものなんだなぁ〜。

ボンの美術館が面白そうだったので、行って来ました。

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企画展は、ドイツの抽象画家Albelt Oehlen。大変好みの絵画でした。
映像作家の視点からは、映像的な処理をしながらも、イメージ、マテリアル、テクスチャーを大画面に物理的に定着出来る絵画の仕事には、
ジェラシーを感じるのであります。
写真ではなかなか伝わり難いが、素材感を上手く使った空間構築が冴えていた。あとタブローの薄さも気持ちイイ。


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他には、写真の企画展Lewis Baltz、内容も良かったが展示がシンプルで綺麗過ぎて、気になる。


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美術館自体はそれほど展示室が多い訳ではないけれど、大きなスペースを広々つかって、オープンなワークショプもやっていた。
マックス・エルンストの作品や剝製と自然物、人工物いろんな素材を並べたフロッタージュの体験制作。
間近に本物と見比べながらというのが良いですね〜。


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ボン美術館、綺麗なところでした。お隣は絵画美術館、近くには歴史博物館と見所は他にもありそう。
それぞれ、面白そうな企画の時にまた来よう。
後から気付いけど、ケルンからはMetoroでも来れちゃうみたい。近い近い。

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2012年06月02日

続・ロッテルダム

ロッテルダムも、ミュージアムが沢山あるのだけれど、それ程注目できる企画展も無かったので、街をゆっくりと見て回ることに。
とにかく、足をつかって歩く歩くなのです。

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ホテルのあった港地域から、まずはキュービックハウスを目指します。
新しい建築中もビルも沢山ある。何故だか、新しい建物は、たがい違いや左右非対称の様な設計の物が多い。
水平垂直に加えて、景色の中に斜めのラインが多く目に入って来ます。
ぼくにはそれが、レンガ創りの古い建物や街中に入り組んだ水辺等と良いバランスで調和している様に思えました。

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お、あれはもしや!?

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やっぱりそうだ、ジャッキーが滑り降りた斜めガラスのビル! 映画のシーンを思い出し、、、すげー、、、

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そこから、向こうにキュービックハウスの頭が少し見えた。

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キュービックハウス。実物を見ると、何でこんなもの作ったの?と思いつつも面白い。普通に人が住んでいるし、馴染んじゃってる所に文化の違いを感じる。

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けんさんの個展を見に行く前に、腹ごしらえ。トルコ系パン屋さんのサンドイッチ。少し油強めだけど胡麻の風味が久しぶりで美味しい。

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ギャラリー着。オーナーのミリアムさんが、次の企画(?)の為の撮影を中断してとても丁寧にお相手してくださる。
とりあえず、一言目が真紀のカーディガンの色をとっても褒めてくれる。そう言えば何気にマッチしている。

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けんさんの展示は、気持ちの良い空間とプロジェクトの経緯(作品展開とモチーフの時間経過)を実感できる興味深い展示だった。
ロッテルダムの街の中を歩いて見て回った後だったので、札幌でコンセプトと作品だけを見た時よりも、作品に近づくことが出来た様な気がしたし、ロッテルダムの街の環境にとてもフィットしているように感じました。現地で見ることができて本当に良かった。

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ギャラリーのすぐそばの公共彫刻。人と環境に馴染む質の高さ、素敵だ。

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その後も、18時過ぎの鉄道まで、ひたすら歩く歩く。
ロッテルダムの街は、都会的でモダンな所と古く趣深いところが、ナチュラルにミックスされていて、センスの良さを感じた。
日本人的(ぼく的)なものの見方でカッコいいなぁ〜という景観が随所にあった。
ここで開催される世界有数の国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、次はここでの上映で訪れることを目指したい。


posted by ani at 07:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

アムス、ロッテルダム

5/31-6/1と、アムステルダムのEYE、ロッテルダムのケンさん個展を見に行った来た。

オランダは初めてだけれど、ケルンからはアムスまで鉄道で2時間半と結構気軽に行けちゃう距離感。
因にドイツ国内の主要都市ベルリン、ハンブルグ、ミュンヘンへ行くには4、5時間もかかってしまう。


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またまた、朝早くの出発で着いた時には、出勤ラッシュ? 観光客もいっぱいで人種ごった煮状態。
EYEのオープン時間まで、駅周辺をブラブラ。


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EYEは中央駅の対岸にあって、数分おきに出る無料の渡し船で渡ります。




渡し船というよりかは、海上を移動する歩道という感じで信号感覚。
こういうのがあると、コマ撮りせずにはいられない性分。


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EYE着!
ネットでは見ていたけれど、なかなかに存在感のある特徴的な建築。企画展オープンまでカフェで朝食。
色々とドイツよりも細やかに凝っている。徐々にオランダのデザイン、気遣いにも目が行き始める。


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企画展「Found Footage : cinema exposed」、基本的にはインスタレーション作品を展示。
映画形体との比較としても良い企画展でした。
出品作家は、テーマである『ファウンドフッテージ』界での有名作家ばかり。無論、故Bruce Connerの作品も。
Bruce Connerの作品は、2008年作の3面マルチ。デジタルに変換されたことによって、シンクロ率と白黒のバチバチ感が向上している。
目がもう1つ欲しくなるくらいの情報量と激しいモンタージュに、こっちの鼓動もバクバクで、興奮した。
以前、生西さんから聞いた話で、ぼくの尊敬する日本の実験映画の重鎮奥山順市さん「フィルムであればメディアは問わない」という言葉を少し思い出す。ブルース・コナーは、モンタージュであればメディアは問わないなんだな。きっと。

『映画によって映画する』作品を集めただけに、映像インスタレーション対して受ける違和感というのは全く無い。
手法、見せ方については色々と考えることがあって非常に参考になる。
ダグラス・ゴードン、マティアス・ミュラー&クリストフ・ジラルデの、再構築的表現によって、言語フリーにナラティブ、ノンナラティブを超越しているのは流石。
図録も面白い。まだパラパラめくっただけだけど、テーマ、著名なファウンドフッテージ作家・作品のリサーチ、現代動向と充実していて良い資料。日本ではあまり紹介されていないけれど(多分)、ジョセフ・コーネルからの流れで、現代までの再構築映画展みたいなのが出来たら面白いよなぁ〜。映像カオスな今だからこそ、ファウンドフッテージは注目の表現なのだと思います。


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EYEの常設展示、EYE Panoramaなかなかに凄かった。
まず、部屋が超カッコイイ!
四方に投影された大量の映像に囲まれながら、テーマ別に映像資料を鑑賞出来るシステム。
端末の前に立ってレバーを引く、これがまたアナログチックで良い、その端末のテーマの映像がタッチパネル式モニタにサムネイル表示されて、好きな映像に触れるとそれが目の前に大きな画面となって上映されます。
その一連の切り換えが全て動的に展開していくのがまた気持ちイイ!かなりイケてるシステムでした。
その他可愛らしいインタラクティブ展示がチラホラと。

EYE、スマートでとんがった映像美術館でした!
ケルンからなら、面白い企画展があればまた来れそう。良かった良かった。

EYEをゆっくりと鑑賞した後は、アムスをあとにロッテルダムへ、一泊します。


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ロッテルダムでは、夜に美味しいものを食べたいと思って、事前にけんさんに相談。
教えてもらった、ホテルニューヨークのレストランへ。
かしこまった感じではなく、雰囲気もとっても良くって、メニューも豊富。アラカルトで気軽に頼めるので安心。
ぼくは、産物らしい小エビ(けんさんおススメ)と魚のメイン、真紀はイカフライが食べたいと頼むも量がとんでもないことに!(笑)味は以外にもさっぱりしていて美味しかった。あとパスタ食べてました。
ケルンでも殆ど外食はしていないけれど、旅先での食事は濃い味系で飽きていたので、久しぶりに良い味の魚介類が食べられて2人とも大大満足!!! けんさんダンケです!

実は、この日EYEを見たあとは、例のごとく鉄道が遅れたり、ホテルは予約したのとホテル名が変わっていて雨の中グルグル探し歩いたりと、散々だったけど、食事でバッチリ帳消しできましたー。


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ロッテルダムのベイエリアを散策しながら宿へ。
今回の宿はアタリで、部屋も設備も景色も上々で、リーズナブル。良かった良かった。

posted by ani at 05:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記