今まで、海外に滞在したのは最長でも10日程なので、既に未知の体験ゾーン。
しかし、滞在先のここケルンは、外国人のぼくらにとっても非常に過ごしやすく、あまり不自由なく生活出来ています。
慣れたと言うか、もう馴染んだという感じ。勿論周りの方々には相変わらずお世話になりまくっていて、そのおかげが大きい。
ありがたい限りです。
進展としては、ビザの申請書類が無地提出できたこと。これは大きな一歩です。
しかしながら、その後6週間、ベルリンから正式なビザが発行されるのを待たなければいけない…。
観光ビザ期限のギリギリです。まぁ、ビザが遅れた場合は、また役所に連絡にいけば大丈夫とのことみたいいですが。
一向に進まないのは、銀行口座、送金、振込の手数のことを考えてネットバンクに口座を作ろうとしているのですが、
これが一向に進まない。。既に必要書類を郵送、メール添付で計3回送ったことになる。
そんで、何も音沙汰ないので、「何でも質問してください」とメールの連絡にある通り、手続きの進捗をメール(英文)で投げかけてみるも、帰って来たのは、要求がある場合には独文ののみで受け付けますとの信じられない様な『英文』のメール。
はっ!?それをご丁寧に英語で返して来るなら、いつ手続き完了するくらい一言返して済ませろよ〜!と憤慨。
事前情報でその程度のことは、想定の範囲と思ってはいたものの、実際目の当たりすると納得いかんものです。
またまた、クミさんにお手伝いしていただいて、独文でメールを返す。これでできなければこの銀行はもうアウトだな。
でも、この程度で済んでいるならまだ序の口とのことです…。
毎週末の楽しみといえば、フリーマーケット。
とにかく、物持ちの良いお国柄、ありとあらゆる物が売られているので、求めているものに遭遇する率もやっぱり高い。
まだ数回しか行っていないのに、実験素材になりそうなものが良い感じで見つかって行きます。
写真、ファウンドオブジェクト系、ドイツ滞在経験のあるアーティストの傾向の由縁もなんとな〜く垣間見える。










ぼくの釣果はこんなところ。

日本ではお目にかからないAGFAのカメラ。専用のカートリッジ式フィルム。フィルム自体は恐らく35mmだけど露広範囲が28×28mmになっている。

全作からのテーマにしているファウンドポストカードは、ビーチ、プールを中心に。


ファウンドフォトは、ムービーの様な連続写真。


マジックランタンのスライドガラス。これは良い資料になります。
生活基盤は充分整って、6月に入ってからは、色々と動き出しそう。
まずは、6/13にMatthiasのクラスでプレゼンテーションがある。ここでは、『再構築』というテーマで自作も含めた日本の実験映画、アニメーション作品を紹介します。作品提供にご快諾くださった作家の皆様に感謝です!良いプレゼンにする為にも準備しっかり!
その前の週末と6月後半の週末には、自家現像のワークショップに参加。白黒、カラーで撮影、カメラレスのプロセスを計4回。ドイツ流はどんなかんじだろうか、面白そうだ。
あとは、KHMOBのアーティストPhillipくんとPeterからのお茶&スクリーニング@アトリエのお誘いもあった。これは来週かなぁ。楽しみ。
日本のお仕事も1つ、映像学会会報の為のエッセイ執筆。北海道での活動とドイツでの研修導入部分と今後の計画について報告予定。字数制限があるのでまとめるのに苦労しそうだ。
6月中は、映画祭の募集がかなり集中しているので、それも忘れずにコツコツ応募作業。秋には各地色々な映画祭を回って来たい。
さて、そして5/31、6/1とオランダへ行ってくる。勿論もアムスのEYEを見に。会期ギリギリになったけど、オープニング企画展Found Footage:cinema exposedこれは見逃せるはずがないのです!!!

そうだ、今週は、みっちゃんがパリから遊びにきてくれていました。相変わらず話が面白すぎる。すっかりケルンで寛いで、楽しんでくれた様子。良かった良かった。お客さんなのに、毎日美味しい食事ありがとう!