2012年05月30日

滞在1ヶ月

ドイツ生活も1ヶ月が経過しました。
今まで、海外に滞在したのは最長でも10日程なので、既に未知の体験ゾーン。
しかし、滞在先のここケルンは、外国人のぼくらにとっても非常に過ごしやすく、あまり不自由なく生活出来ています。
慣れたと言うか、もう馴染んだという感じ。勿論周りの方々には相変わらずお世話になりまくっていて、そのおかげが大きい。
ありがたい限りです。

進展としては、ビザの申請書類が無地提出できたこと。これは大きな一歩です。
しかしながら、その後6週間、ベルリンから正式なビザが発行されるのを待たなければいけない…。
観光ビザ期限のギリギリです。まぁ、ビザが遅れた場合は、また役所に連絡にいけば大丈夫とのことみたいいですが。

一向に進まないのは、銀行口座、送金、振込の手数のことを考えてネットバンクに口座を作ろうとしているのですが、
これが一向に進まない。。既に必要書類を郵送、メール添付で計3回送ったことになる。
そんで、何も音沙汰ないので、「何でも質問してください」とメールの連絡にある通り、手続きの進捗をメール(英文)で投げかけてみるも、帰って来たのは、要求がある場合には独文ののみで受け付けますとの信じられない様な『英文』のメール。
はっ!?それをご丁寧に英語で返して来るなら、いつ手続き完了するくらい一言返して済ませろよ〜!と憤慨。
事前情報でその程度のことは、想定の範囲と思ってはいたものの、実際目の当たりすると納得いかんものです。
またまた、クミさんにお手伝いしていただいて、独文でメールを返す。これでできなければこの銀行はもうアウトだな。
でも、この程度で済んでいるならまだ序の口とのことです…。

毎週末の楽しみといえば、フリーマーケット。
とにかく、物持ちの良いお国柄、ありとあらゆる物が売られているので、求めているものに遭遇する率もやっぱり高い。
まだ数回しか行っていないのに、実験素材になりそうなものが良い感じで見つかって行きます。
写真、ファウンドオブジェクト系、ドイツ滞在経験のあるアーティストの傾向の由縁もなんとな〜く垣間見える。

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ぼくの釣果はこんなところ。

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日本ではお目にかからないAGFAのカメラ。専用のカートリッジ式フィルム。フィルム自体は恐らく35mmだけど露広範囲が28×28mmになっている。


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全作からのテーマにしているファウンドポストカードは、ビーチ、プールを中心に。


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ファウンドフォトは、ムービーの様な連続写真。


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マジックランタンのスライドガラス。これは良い資料になります。


生活基盤は充分整って、6月に入ってからは、色々と動き出しそう。
まずは、6/13にMatthiasのクラスでプレゼンテーションがある。ここでは、『再構築』というテーマで自作も含めた日本の実験映画、アニメーション作品を紹介します。作品提供にご快諾くださった作家の皆様に感謝です!良いプレゼンにする為にも準備しっかり!
その前の週末と6月後半の週末には、自家現像のワークショップに参加。白黒、カラーで撮影、カメラレスのプロセスを計4回。ドイツ流はどんなかんじだろうか、面白そうだ。
あとは、KHMOBのアーティストPhillipくんとPeterからのお茶&スクリーニング@アトリエのお誘いもあった。これは来週かなぁ。楽しみ。
日本のお仕事も1つ、映像学会会報の為のエッセイ執筆。北海道での活動とドイツでの研修導入部分と今後の計画について報告予定。字数制限があるのでまとめるのに苦労しそうだ。
6月中は、映画祭の募集がかなり集中しているので、それも忘れずにコツコツ応募作業。秋には各地色々な映画祭を回って来たい。

さて、そして5/31、6/1とオランダへ行ってくる。勿論もアムスのEYEを見に。会期ギリギリになったけど、オープニング企画展Found Footage:cinema exposedこれは見逃せるはずがないのです!!!


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そうだ、今週は、みっちゃんがパリから遊びにきてくれていました。相変わらず話が面白すぎる。すっかりケルンで寛いで、楽しんでくれた様子。良かった良かった。お客さんなのに、毎日美味しい食事ありがとう!

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2012年05月21日

+new talents 2012

先週の後半は、ケルン市内で開催されていた+new talents 2012 biennale cologneという企画展を見て回った。

開催趣旨は、ケルン、ボン、デュッセルドルフ近隣地域3つのメディアアート系大学の卒業生(ビエンナーレなので2010年以降ということになる)による優秀作選抜展といったところです。大学の卒業、修了と言っても参加アーティストをみると、多くは70年代半ばから80年代前半生まれのほぼぼくと同世代。80年代後半生まれもチラホラとおりました。日本の大学システムとは少し違うので、今回参加している作家の大体が助成金や奨学金を得て長く教育機関に属しつつ作家活動を続けているということなのだと思います。
ジャンルは、展示(ファイン系メディアアート)、映画、音楽、デザインと大まかに分けられ、
その他パフォーマンス、ワークショップ、パネルディスカッション等もプログラムされていました。
約1週間の短い会期で、オープンニング時に多くのイベントや短編映画のプログラムがセッティンされていた模様。
それについては、ハンブルグ、オイティンに行っていたので見られなかった。

ぼくは、木金土を利用して見に行く。家からは自転車で15分程、街に出るついでみたいな感覚で行ける所です。
どれを見に行こうかとwebsiteを見ていて、運営方法で日本と大きく違うなぁと印象に残ったのは、開催の時間帯。展示系は基本15時〜20時、映画のプログラムや音楽のライブイベントは夜19時以降、かなり22時からの回もあり、結構遅くまでセッティングされている。映画祭の時間設定も似た感じですね。これだと学生以外に一般の人も充分見に行けるということでしょうか。まぁ、夜が9時過ぎまで明るいのでそう言う時間の流れってこともありますが。日本人的感覚だと、お昼前に見に行って、午後はまた別なことをするという休日の使い方が出来ないのはちょっと勿体ない気もする。それとも、ドイツは午前中にやることやって午後は遊ぶというスタイルなのかな?


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会場は、ケルンの中心街Neumarkt(ノイマルクト)を中心に美術館、ギャラリー、協会、映画館等、とボン(ケルンの隣)にも別会場があった様です。インスタレーション作品については、街並に唐突に若しくは溶込んであったりもします。(以下のフォトレポで紹介)メインのNeumarkt周辺の会場をぐるりと徒歩で巡っても30分程度で回れちゃう距離感ですが、映像作品やビデオアートもあったりするので実際には結構時間がかかります。ぼくは、映画のプログラムを1本と展示会場を見て来ました。


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映画のプログラムは短編作品4本。ドラマ2本、ドキュメンタリー、アニメーションが各1本。
木曜日の夜7時からの上映だが、学生と思われる若者に限らずかなりの動員。50人位は入っていたと思う。優秀作とは言え学生作品上映で、1回の上映にこの人数、札幌では相当難しい。。因にケルンの人口は約100万、札幌のおよそ半分強です。。映画は勿論有料、一般6€/学生4€。
司会付きで1作毎丁寧に紹介されます。映画をきっちり見ようと思って、真ん中の良い席に座るも、この後混んで身動きがとれず。記録的にはお粗末な写真です。。
作品を見て驚いたのは、ドイツの学生なのに実写3作は全て海外ロケ、ギリシャ、アゼルバイジャン、トルコ。不思議でした。あとはプロダクションがしっかりしていることに感心。映画学校の環境作りやシステムにも興味があります。作品自体の内容は、どの作品もそこそこで悪くはないといったところでした。

展示についてはフォトレポで。

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美術館のホールが会場の一部に。ビデオアート作品と写真作品。
写真は、仮設のミニホワイトキューブに展示。作品写真集はミュージアムショップでも売られています。結構イイお値段。


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映像インスタレーション作品中心の会場。遮光しっかされています。作品は以外とアプローチが古いなぁと。悪くはない。


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ギャラリーでの展示。ミニマル、リサーチ、サンプリング。他に彫刻作品、絵画もありました。
展示会場には、必ず専属スタッフが在中し、お願いすると作品解説を丁寧にしてくれます。若しくは説明しますかと近づいて来てくれる。
またガイドツアーが定期的に回っています。みなさん結構ガイドツアーを利用されている。


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協会の扉へのインスタレーション。ここでもスタッフが丁寧に解説。お願いすれば英語でしくれます。
しかしスタッフの人(多分学生)の空気の読み方が上手い。これはお国柄でしょうか?
このお兄ちゃんも、さりげなく近づいて来て、英語が良い?ドイツ語が良い?と聞いてくれた上で、丁寧に説明。素晴らしい。
スタッフの目印はきれいなブルーのストール。ロゴやポスター、リーフレットのメインカラーも同じ色。
オーバーハウゼンでもそうだったけれど、企画自体のトータルデザインがしっかり出来ていて見る人にとってとても分かりやすい。


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インフォセンターのある協会の会場。
ここでも、映像も含めたインスタレーション作品が数点あったのですが、ぼくが行った時間帯が丁度礼拝中?で入ることが出来ず。。
あとからパンフで確認すると去年オスナブリュックで見た作品もあった。


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ギャラリーに限らず、民家のガレージの様な所でも展示。


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探すのに苦労する様な作品も。ドイツ語表記のパンフを読めない所為もあるけど。。

上は、小さなキャプションをやっと見つけて気付いた作品。閉まっているビルの中に展示されたインスタレーション。
ガラス向こうに見える、木箱が作品の一部。
下は、ガソリンスタンドの中に青色のLEDで光るラインを施した作品。このライトが無いことを想像するとなるほどぉ、夜暗くなってからのことを想像すると、なるほどねぇ。


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オラファーみたいな作品。

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サウンド系ミニマル。台座はスピーカー。

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中心街からは少し離れた、裏通りのギャラリー。


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その他、意外な所での展示も、
上は、民間企業のオフィスビルのエントランスホールの休憩スペースに彫刻の展示。通りに面したガラス越しからもインパクトがある。
下は、庭園(かなぁ?)の入り口守衛室の中に展示された作品。中には入れない。


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公園の真ん中にドーンと約5m四方のホワイトキューブ。中ではデザイン系のパネル展示とプレゼンイベントが開催されていた。

全体を通じて、作品は良いものもあったけれど、特別すごいという訳でもなかった。比較のポイントは少しずれるかもしれないが、アカデミックな視点からだとハンブルグのオープニング巡りをした時の作品よりは、断然好印象。
これまた比較して良いものかとも思うが、レベル的には例えば札幌の同世代作家でも充分に対応可能。スキルだけ見れば日本の学生・若手のすぐれている所も見出せる。ただ、アートとしてのポジション、パワー、信憑性はこちらの方が強いと感じた。

企画としては、関係教育機関の成果とこれからの若手作家の為のプレゼンテーションの場ということですが、平日中もかなり人が出入りしていたところを見ると、(出入りする様なところでやっていたのかもしれない)地域的なアートシーンにもしっかりと注目されているのかと思う。約一週間のショート企画にも関わらず、web、リーフレット、カタログ等広報媒体がが充実している点にも注目出来る。

なかなか参考になった。


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土日は、一気に気温も上がって、自転車の移動も気持ち良い。近所の公園ではワイワイと人が集まって薄着で太陽を満喫。
このまま暖かくなってくれると良いのだけれどな。


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ケンタも元気に半袖。

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2012年05月15日

Hamburg/Eutin

5/11-14にかけて、武田くんの個展が開催されるハンブルグとEvaのハズバンド・ヨハネスの実家Eutinへと行って来た。

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Cologne-Hamburgは、鉄道で約4時間、結構遠い。Evaに色々教えてもらい、1年間有効のBahnCardという鉄道割引証を購入した上で、
格安チケットを購入、通常100€くらいのところ、朝の始発が25€、とても安い!
ということで、未だ薄暗い4:30に家を出て無事予定の便に乗ったものの、カメラが無いのに気付く…、
家に忘れて来たぁ!充電器は持ってるのに…あぁ〜あ、とテンションガタ落ちで朝焼けを見ながらの出発。
この旅の記録は、オンリーiPhoneになるのです。。

ハンブルグに到着して、ブラブラしてお昼を食べてから、武田くんの個展会場へ。
ギャラリー空間が、想像以上に癖があって難しそうなところを何とかやってました。モノが良いので充分保ってたけどね。
照明の調整、壁の穴埋め等、ほんの少々お手伝い。
その後、夜はオープニング、大盛況で良かった。ケンさんとの久しぶりの再会も嬉しかった。
近隣のギャラリーでもこの日はオープニング祭りということで、一通り見に行くも、うーむ・・・て感じ。
武田くんの個展会期は2ヶ月間、良い成果が出ることを祈る。€が下がりまくっているのがちょいと不安だね。


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5/12
この週末は、ハンブルグの代表的なイベント港祭りだったそうで、観光客で大賑わい。お祭り会場は歩くのも大変。
仮設観覧車は、よく見ると乗る所がただの籠?しかもクルクル回っている!? アグレッシブだぁ。


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その後、お祭り会場からは、すぐ近くのワールドミニチュアミュージアムへ。期待以上にすごく良い。
大人の遊び心がふんだんに盛り込まれた、全世代対応のミニミニテーマパーク。クリエイティブ系観光には欠かせない所だと思う。
クリエイティビティが持つ、地域や社会に対する力というか役割というか、正しい在り方の1つを見た感じ。
モノと場の作り方、見せ方、働き方、考えさせられるなぁ〜。


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5/13
ハンブルグを発つ前に、あきさんお勧めのArtonaへ。きれいな街並でした。高台の公園からは港が一望。ちょっと横浜チック。

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続いて、ハンブルグクンストハレへ。
絵画祭り。やはりHockneyは本物を見るに限る。絵画的物質感を確と感じ取る。
おぉ!この作品は、高校の時くらいにわけもわからず画集を見て惚れてたやつだ!
Hockneyの『A Bigger Picture』展は、10月からケルンに来ます。楽しみすぎる。噂のiPad作品も見てみたい。
因にHockneyのwebsiteすっごく充実してるの知ってました?一見の価値有りです。
ちょっと、話がそれました。。特別展ではNeoを初めて大量に見る。良かった。大きさが良いですね〜。好きな絵画です。
ルイーズ・ブルジョアの企画展、とミニマルアートの企画展。ドイツでミニマル見るとしっくり来ますね。


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そして、ハンブルグから更に北、デンマーク国境近くのオイティンへ。
ヨハネス(Evaの夫)の実家、お父さんは元生物学者で、野趣溢れる広い庭に様々な植物と動物に囲まれた生活を送っておられます。
Evaがおやつに出してくれた、ノルウェーのヤギチーズ。これは美味しかった!ハマりました!
ほんのりとキャラメルの様な甘い風味のある、でもヤギのクセもしっかりのチーズです。
シンプルにそれだけパンにのせても美味しかったけど、Evaの真似をして、ブルーベリージャンも一緒に合わせると、これまた絶品で今まで食べたことの無い味の組み合わせ。これはケルンでも探して買いたいなぁ。このチーズ削りも便利。

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小さな湖がいくつもある、カントリーなロケーションで、愛犬ラッセルくんとお散歩したり、夕食はご近所のサー&マダムとも
楽しく過ごしたりと、すっかりリラックスさせていただきました。ありがとう、Evaとヨハネスのパパ!
ヨハネスパパは、翌朝は、また夏になったらおいでと、列車が発つまで見送ってくれました。

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う〜ん、ラッセルにまた会いたい。

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2012年05月09日

アウェイ視察と続・誕生日

毎週水曜日は、マティアスの実験映画のクラスがあるのでそれに参加しています。

とその前に、EvelynさんにKHM内でのWiFiキーの設定を聞いたり、月曜日にビザ取れなかったことを話したり、
ビザを取れなかった理由(FBにて話した通りです)については、Evelynさんも驚いていて、そんなの誰でもネットで見れるでしょ!と、、、でもやっぱり、役所は変な人もいるから運が悪かったということみたい。
iPadで設定していると、Evelynさんドイツのコメディでこんな面白いのあるよとYouTubeで見せてくれる。
It' German style!と、大ウケしていた。なるほど〜、分かる気はする(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=TtXWWRyJLPw

その後は、ホログラフィのラボの横にある、暗室を使わせてもらう為、Martina(ホログラフィの専門家)さんにアポをとっていたのでそこへ。
彼女もとても親切で優しい。自分の作業の前に色々と暗室のことを説明してくれます。
基本的には、予約制で暗室の扉に貼ってあるスケジュールの使いたい日時の欄へ自分の名前を書き込むシステム。
見た所、Martinaさんの他には、同じfellowのPeterしか使っていないようだ。彼もアナログフィルム系の実験映画作家。
Martinaさん一通り説明してくれたあと映画フィルムのことはよく分からないから、あとは彼に色々聞いてねということでした。
それと、スタッフにぼく用の暗室の鍵を頼んでくれるとのことでした。ありがとうござます!

いや、しかし暗室のシンク、作業台、全部高いよ。日本で使っていた作業台、大抵は高さ70~75cmくらい。
こちらは、デフォルトで90cmオーバーな上、奥行きも壁が遠い、、、
あと部屋の広さや電気の位置なんかもあたりまえだけど、日本の作りやレイアウトとは全然違う。
ぼくの暗室作業は、スムーズな流れ作業を必要とするので、感覚的に動けることが結構大事。
映像ですが、制作過程では身体的なこともかなり関わりあるのです。
今までに無かった、このアウェイ感も、うーん、悪くない。まずは、慣れて体に覚えさす。
暗室作業のフォトレポは、いずれ作業が本格化してきたらばアップいたします。

その後、マティアスのクラスへ。この日はドキュメンタリー作品のプレゼン。なかなか面白かった。

KHMが終わったあとは、Evaがぼくのお誕生日をお祝いしてくれるとのことで、再びEva家訪問。


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Evaがイタリアンな料理で、もてなしてくれます。
パパはこれからバンドの練習の為セカセカ。


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魚はタラの様な大きな白身。
紫キャベツとタマネギのソース、ローズマリーの香りもふんだんで美味しかった!
肉質は日本の鱈よりもみっしり、しっかりとしています。味は淡白でどんな味付けにも合いそう。
魚のオーブン調理は、いずれ時間ができたらやってみよう。


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そして、ママ、Evaから素敵すぎるプレゼントを、
ぼくが好きだと話していたHockneyの新作水彩風景画の画集と最近作品テーマにもしている古いポストカード、
更に、チョーーー可愛い、シロクマの人形。ドイツにて初ゲットのクマです!
この短期間で、ぼくの好みをこんなにズバリと当てて来るなんて〜。嬉し過ぎます!大事にします!
本当に、本当に、ありがとう!!! 素敵な続・誕生日でした。
Danke schön!!!


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いや、しかし可愛い。
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2012年05月08日

米を炊く

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さて、新生活も着々と、というところで、お米を炊いてみます。
日本でも炊飯器が壊れてからは、お米は鍋で炊いていたので、特に問題もなくこちらのお米もきれいに炊けます。
日本米は結構高いのではと思うのですが、まだアジア食材屋さんには行っていないので不明。
でも、こちらのスーパーには、色んな種類のお米が売られていて色々試せそうで楽しみです。


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スパイスも日本のスーパーよりも豊富です。値段はまぁそこそこで、日本よりちょい安いくらい。
マーケットで安くゲットしたカレースパイスも合わせて、日本風のカレーで御座います。


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美味いです。
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2012年05月07日

誕生日

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35歳の誕生日、ドイツで迎えました。
真紀が、ぼくの好物ハンバーグでお祝いしてくれます。
改めて良い1年にしようと思います。

カンパイ!

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2012年05月06日

日曜のフリーマーケット

日曜日はフリーマーケットが立つとのことで、ディアの案内で向う。
小雨の降る中、昨日ゲットした愛車で20分くらいのサイクリング。気持ちがいい。


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レンガ作りの趣ある建物に囲まれた中庭スペースの様な所。
日本のフリマとはまた違った様子です。足りない日用品を求めて物色、物色。


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おばちゃま方の美味しそうなお惣菜、ケーキ等も売られています。
日本と似た感じの焼き鳥も。しかし、パンに挟んで食べていました。ホットドック感覚。
来ている人は皆、こういうもので朝食、昼食をすませている様で、ガンガン売れています。
ぼくらはケーキをチョイス。手作り感で安心する味です。


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売られているものは、日用雑貨が殆ど、子供服も結構多いです。あとは靴も多かったなぁ。


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こういう感じは、日本のフリマでも見られる光景ですね(笑)

この日は、良い感じのエスプレッソ用カップアンドソーサーと真紀用の古着のちょっきをゲットしました。


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ぼく等のフラットも随分と整って、真紀のデスクはこんな感じ。
ご近所さんに本当に助けられております。


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夕食は、エビと野菜のクリームパスタ。

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2012年05月05日

Got my bike!

移動手段がトラムばかりだと、交通費もバカにならない。
やはり自転車の文化の栄える国に来たならば、愛車をゲットしなければ!
ということで、ディタとケンタと一緒に中古自転車市へGo!


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整備済みの中古自転車がズラリ並んでいます。
ピカピカではないけれど、日本とは違った趣の味のあるバイク達が良い感じです。
ワクワクしながら物色。


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あまり高いものを買っても日本へ持ち帰れないので、スポーツ系はやめて、
ファンキーなこいつに決めました!
ブルーのフレームに白のパーツが良い感じです。乗り心地もまずまずの、値切って60€!


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真紀はこちら。同じく60€
ペダルブレーキも慣れてしまえば、問題なし。こちらではペダルブレーキ車がこんなタイプのバイクでも普通だそうです。
かなり、似合っている。


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この日からは、食事も作り始めます。
基本的に食材は、近所のスーパで何でも揃うので、好きなもの作れて食べ物についてはストレスフリー。
野菜の味は濃くてワイルドで好みです。


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ヴァイスヴォルスト入りココナッツカレー



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マヨなしポテトサラダ
イモ美味い!

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2012年05月04日

窓の目隠し

新居は通りに面したアパートの1階なので、結構低い位置にある大きな窓からは、中が丸見え状態。
ということで、目隠し用の乳白半透明フィルムを窓ガラスに張り付ける。


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作業は、お二階さんのディタ(専門家)が工具もフィルムも持参で手伝ってくれる。
と言うか、彼はプロフェッショナルなので、ぼくは記録に徹する(笑)


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こうだったのが、


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こうなる。


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Danke!

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2012年05月02日

フラットへ

この日から、自分達のフラットへ移り住む。
いよいよ、本格的に新生活が始まる。
と言いつつも、Eva家始め、色々な方にお世話になっております。


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佐竹は、ママから好きな生地を使っていいよと大興奮。素敵な生地が沢山あります。
早速キッチン用のカーテンを制作。


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こうなる。
良い感じ。


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2012年05月01日

5/1夜

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オーバーハウゼンから帰って来た夜は、天気も良くて暖かかったので、Eva家のベランダで夕食。
映画祭合宿の後のリラックス。癒されます。


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パパ、ママはお友達と映画鑑賞とのことでお出かけ。


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佐竹は、Evaから買い物情報をあれこれと教えてもらっています。


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パパ、ママ帰宅後は、オーバーハウゼンでどんな作品見せて来たんだと、再びホーム上映会。
これまた、熱心に見てくれるんだなぁ。

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オーバーハウゼン国際短編映画祭

4/28〜5/1

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ドイツ入りしてから丁度1週間目、オーバーハウゼン国際短編映画祭へ。
2年前、佐竹のコンペインで初めて参加。作品の上映のみならず、映画祭のシステムやゲストに向けてのホスピタリティの高さに感銘し、映画の味わい方、上映の在り方、フェスティバルを通じての出会いなど、映像作家として、改めて作品の外の世界、アウトプットした後の周縁との関わりについて考えさせられた映画祭でした。無論、今回の渡独、ケルン滞在の切っ掛けの1つにもなっています。
このドイツ滞在中には、作品制作と共に、出来るだけ多くの映画祭や映像アート系の企画をリサーチに回りたいと思っていて、その初回がオーバーハウゼンとなります。

ケルンからは、鉄道で約1時間弱。オーバーハウゼン自体は非常に小さな田舎町という感じだけれど、ケルンや国際空港のあるデュッセルドルフからのアクセスも良く、映画祭には欧州圏のディストリビューターや映画関係者が数多く集います。年間80程も映画祭が開催されると言われるドイツにおいては、その年の短編映画の国内外の傾向を占う主要な老舗映画祭という位置付けにもなっているようです。そう言えば昨年のオスナブリュック(EMAF)でも見かけた方々がチラホラと居たなぁ。LightConeのクリストフともまたまた再会しました。

会場は、オーバーハウゼン中央駅から徒歩5分で着く映画館とその周辺。メインのスクリーンでは、主にジャーマンコンペとインターナショナルコンペの作品が上映され、その他3つのスクリーンで、特集やマーケット、キンダー、ミュージックビデオ等のプログラムが上映されます。


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各コンペプログラムの後には、映画館の向えのサロンスペースで作家とプログラムディレクターによるトークディスカッションが催されます。
インターナショナルコンペは英語がメインですが、世界各国から参加する映画監督、映像作家には英語が不得意な場合、専門の通訳がつきます。また独語メインのジャーマンコンペについては、英語への同時通訳がついいたりもします。質疑応答も盛んで、作り手、受け手どちらにとっても平等でオープンな機会となっています。トークは毎回みっちり2時間くらいはやっているので、その間重なっているプログラムは見られないというのがちょっと難点。今回は滞在期間も短いので上映重視にしました。

鑑賞プログラム
4/28:German Competition 1、International Competition 3、Reality Rediscovered(日本の60年代特集)
4/29:Vera Neubauer Film for children、Market Screening Beirut DC、International Competition 5、Linda Christall 1
4/30:Market Screening Electronic Arts Intermix、International Competition 7、Market Screening Video Data Bank、Open Screening
5/1:International Competition 9
12プログラム全90本鑑賞。3泊4日結構詰め込めたと思います。

オーバーハウゼンの特徴としては、映画のジャンルに垣根が無く、コンペプログラムでは、ドキュメンタリーもアニメーションもドラマもエクスペリメンタルもミックスされた状態でプログラミングされています。色々な見方ができると思いますが、例えばぼくの場合、他ジャンルとの比較をしながら実験映画の現状について俯瞰的に見られるという点でも良いのかなと思いました。また、今回はマーケットスクリーニングも意識的に見ましたが、それに関しては基本的には実験系、アート系のディストリビューションによるものが多いという印象です。

見たプログラム(全体の約1/5)を通じて感じたのは、コンペではエクスペリメンタルが少なかった印象。また劇モノも少なかった。ドラマなのかドキュメンタリーなのか、実験なのかドキュメンタリーなのか…等、どちらとも取り難い作品が傾向的に強かった様に思います。映画の表現ジャンルのボーダーレス化については、歓迎だし、興味のあるところ。しかしながら、何ともしっくりこないというか魅かれる作品があまりないのが気になりました。
言語的な面でついて行けていない所為も多少はありますが、、、
(かなり主観的な見方と感想。)
手法(見せ方)的には、マルチスクリーンや多重映像の作品がかなり目につきました。いくつかの理由が考えらますが、別時間別空間の並列的表現がアスペクト16:9、HD化によって1画面でレイアウトしやすくなったことが大きな要因の1つではないかと予測します。
でも、残念ながら新しさを感じるものは無く、何だかスカイプ画面やプレゼンテーションを淡々と見せられているようで辛いなぁというものもありました。複数画面での表現についてはシングルチャンネルのビデオインスタレーションでも既に展開済みであったり、イメージ構成的な要素としてはモーショングラフィックやVJ等でも一般化してしまった見せ方とも言えます。短編とは言え映画作品(劇場での上映という意味での)として成立させることへの意識がそれ程強くないのかなぁとも思いました。今年の傾向?若しくは、日常的にもかなり浸透したインタラクティブなモニタ画面の影響だったりするのでしょうか?映画を見せる場について考えさせられます。
もう1つ気になったのは、長回し。HDもスタンダードになりつつある中、みんながminiDVで作っていたころより画質が向上したことは明らかだし、実写の場合はスチルの様な画作りをする作品も少なくない。その影響もあってかフィックス、ロング、長回しの多用、若しくはそれだけというのが多いなぁと気になりました。これについても、劇場空間での上映作品という点では、う〜ん、どうだろう?と考えてしまった。それがもし、画質が向上したことによる肉眼視的なリアリティの追求みなたいなことだとしたら、映画としては少しネガティブな方向性ではないかと思います。
上記2つの傾向も含め全体的に、何となく物足りなさが残ってしまった理由としては、個人的には、編集における表現意識が随分と希薄な印象を受けたからではないかと考えています。
モンタージュの面白さで見せるといった作品が殆どなかったし、良い意味で期待を裏切られるといったこともありませんでした。これについてはオーバーハウゼンが実験映画に限らずオールジャンルの映画祭だからこそ、より気になった点でもあります。「高細密な画質や画面構築」>「編集による時間的、空間的構築」これが、ナラティブにしろノンナラティブにしろ短編系映画に傾向的なことなのかどうか?は、他の映画祭でも検証してみたいところです。
そんな中、モンタージュという視点で非常に興味深かったのは、マティアス・ミュラーのファウンドフッテージ「Meteor」(2011)と特集上映Reality Rediscoveredでの松本俊夫「つぶれかかった右目の為に」(1968)。この2作に共通するのは、既存する映像素材を取り扱う「編集」に特化した作品であるということ。どちらともその圧倒的な情報量が、上記の傾向が見られた作品群の中、非常に新鮮でした。マティアスの「Meteor」は、様々な映画から抽出したカットをナラティブに再構成した作品。宇宙、流星、少年をアイコン、誰もが経験したことのある幼少期の妄想を想起させられる様な展開は、実験の枠を超えて普遍的な”ある映画”として転換されている。ちょっとズルいなぁとも思わされた。規則的なタイミングでのモンタージュとナレーションのリズム感によって自然と少年時代の回想へと誘われる感覚の映画。技術的には、60年代SF映画の材質感を統一し35mmにフィックスされていた点にも注目したい。
「つぶれかかった右目の為に」は言わずもがな制作当時は最先端であったマルチ映写による作品。ぼくは今回初めてこの作品を見たのだけれど、インスタレーションやライブパフォーマンスを意識した作品と認識していたので、劇場での上映形式ではどう感じるのかにも興味があった。実際には大量の映像を浴びる様な視覚体験としてとても面白かった。もう少しスクリーンに近づいて見れば良かったと後悔。
左右並んだ映像の上からさらにその2つをジョイントするかの様にもう1つの映像が重なる構造。当時のニュース映像(と思われる)フッテージを中心にグラフィカルな素材も交えて目紛しくモンタージュを繰り返す。表現メディアは違うけれど、同時期のラウシェンバーグのシルクスクリーン作品との共通性を感じて、その点でも興味深かった。
ということで、コラージュ系の作家としてはザ・モンタージュなこの2点を見られただけでも充分満足なのでした。

その他、フォトレポで紹介。

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フェスティバルカフェは、2年前の場所とは変わっていて、芝生もある公園のようなところ。
プログラムの合間や夜に食べたり、飲んだり、話したり、無料のWiFiも完備でとても便利です。
メイン会場からは、徒歩で7,8分くらい。


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劇場、カフェ、事務局等、各会場をつなぐサインは蛍光グリーンのニットで色んなところを覆っています。


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こういうこと。


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こういうこと。
面白い、けど作業は大変そうだ。


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フェスティバルカフェ横の、巨大ショッピングモールの駐車場では、土日にマーケットが立っていました。
2年前は、劇場そばの商店街でやっていたなぁ。
マーケットがあれば、もちろん寄ります。


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犬の餌の専門点。この"珍"列は面白い。


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本当に小さな田舎町なので、会場を行き来していれば、必ず知り合いとも出くわします。
ヤンさんもいつもカメラ携帯。


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フェスティバルカフェ敷地内の別の小屋。こちらは飲み物専用と夜の会場だったのかな?
今回は体力温存の為、夜にカフェで過ごすのは控えたのです。


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再び、カフェ。いつもの親子家族経営。


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食事はざっとこんな感じ。
自分では作らないタイプのメニューばかりなので、楽しんで食べられます。


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主に午前中にセッティングされているキンダープログラム。結構人も入っています。
驚いたのは、上映後の質疑応答で小学校前の子供達が、自らマイクを持って盛んに質問をしていたこと。
作家さんもノリノリで、次から次に素材を取り出し説明をしてくれます。
これは子供達にとってとても良い体験。


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ぼくは、今回オーバーハウゼンに行ったもう1つの目的は、自作のプレゼンテーション。
Open Screeningというプログラムで、インターナショナルコンペティションで選外となった作品について、
作家自身がプレゼンすると言う条件の元上映されるというものです。
申し込みについては、指定された日時からメールでの先着順ということなので、かなりの運任せ。上映されたのは非常にラッキーでした。
このシステムは作家にとって、とても貴重で良い機会だと思います。
上映時間帯としてはコンペプログラムとも重なっていたのですが、観客もかなり多く。選外作品を敢えて見るという需要も高い様です。
10点程の作品の中、殆どがドラマでエクスペリメンタルはぼくだけでした。


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ということで、オーバーハウゼン国際短編映画祭、2度目の参加でしたが、渡独後最初の映画祭としても非常に良い体験ができました。
また、次の映画祭の映画祭も楽しみ。滞在中何件回れるかな?




posted by ani at 18:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記