11/6 中国出張1日目


出発多少の懸念はあったものの、中国出身の先生と中国人留学生のスタッフ3人が
同行する形で、何かトラブルがあっても大丈夫な体制でいざ中国入り。
今回は、新千歳から上海へ行き、鉄道で南京へと向います。
上海に到着し、税関で早速トラブル発生。
授業で使用する機材のハンディカム4台とポータブルのプリンタ、
プロジェクタの申請をしたら、係員が何やらやたらとチェックを始め、
全ての機材のシリアルナンバーを控え出す。
そして、
「これを持ち込むことは出来ない。
持ち込むならば保証金として機材の価格と同じ額を
日本円で出国まで預けなければいけない。」
と言われた、、、
って、いきなりその場で100万円よこせってのは…
中国人の先生、留学生による約1時間の交渉の末、
20%の保証金(出国時に返金される)で手を打った。
保証金値切れるのかよ!
といっても、20万円。
なんと、教員3人分の手持ちの現金がそれで殆ど無くなってしまった。
いやいや、心配はしていたけれど、予想通りとういうか何と言うか、
旅行代理店の担当者は、大丈夫って言ってたらしいけれど全然ダメじゃん。
念のため受け入れ先の大学の証明書も発行してもらっていたのに、
それも何の効力も発揮せず。
高価な機材を何台も持ち込む=密輸という解釈なのか?
こっちは、ちゃんと安全に運んでくれる保証がないからわざわざ手持ちなんですよ!
スタッフの留学生の1人が落ち着いて一言
「ちゅうごくでは、ルール守るはダメ、ルール守らない良い。」
多分、日本人の教員2人を除いて、中国人の先生と留学生3人が普通に手に持って
通過したらそれで問題なかったとのこと…
でも、まぁオフィシャルの仕事ですし、何か問題あった時の為に、
正規に申請しておくべきというのが日本人の考え方なんだけども。
ははぁ〜、そうなのねぇ、、、
しかし、海外入っていきなり文無しとは、これも初です。
地元の人達が同行していてホント良かった。
そしてこれから1週間学生にお金を借り続けるのです(苦笑)
その後、余裕をもって旅程を組んだはずなのに、超重量級の荷物と共に駆け足で
シャトルバス、新幹線と乗り継いで無事南京到着。
月曜日から授業をする学生のお出迎えと案内で大学内のホテルへ。
前日もほぼ徹夜だしヘトヘトです。
夜9時を過ぎていたけれど、夕食は留学生の父親、妹と火鍋レストランで食事。
美味しいし安い!
最近ススキノにもお店があって、行ったことあるけど、
やっぱり本場は香辛料の味が全然ちがう。
値段も多分日本の半額以下、激安です。
11/7 中国出張2日目


午前中は、大学で挨拶と打ち合せ。
ここで、こちらは想定していないオーダーがあれこれと。
想定していないことが起こる事を想定しているので(段々慣れてきてる)、
広い心で受けとめるのみ。
昼食は恒例のおもてなし。食べきれません。美味しいけれど。
午後は、明日からの授業の為の準備作業。
教室のセッティングと機材のチェック。
電源タップやネット環境設定の問題が多少あったけれど、大学側も協力的で
案外スムーズに完了。
夕食は、再び留学生の父親のお食事。
訪中2日で、既に1週間分食した。お腹がいっぱい過ぎです。でも美味しい。。
夕食後は、想定外のあれこれにも応えるべく、
明日からの授業向けて深夜までミーティング。
どうせフレキシブルな対応をとらされるのは分かっていたので、
あまり事前準備はしていなかった。。
ネタは沢山持ってきたし、機材もあるし何とかなるでしょう。
しかしながら、日本で報道されている様な雰囲気は全くどこにも見受けられず、
至って平穏でございます。
月曜日からのお仕事にも支障無し。安心してがんばろー!